一度は泊まってみたい、憧れの古城ホテル。世界各地には、中世期から残る古城を改装し、当時の優雅な雰囲気の中での宿泊が楽しめるホテルが数多く存在します。豪華で重厚感あふれるお城で一夜を過ごせば、まさに気分は王侯貴族。今回は、おとぎ話のような夢の一夜を過ごせる世界の有名古城ホテル5選をご紹介します。
シャトー フロンテナック(Fairmont Le Château Frontenac)
カナダ、ケベック・シティ

ケベック・シティの旧市街中心部、セントローレンス川を見下ろす高台に位置するこのお城は、街のシンボルとして観光の目玉にもなっています。またヒッチコック監督による映画「私は告白する(原題:I Confess)」の舞台としても有名です。元々は1893年に、カナダ太平洋鉄道によって観光客を呼ぶために開業されたのが始まりで、20世紀初頭に建てられたシャトー・スタイル(Château Style)と呼ばれるホテルのうちの1つに数えられます。
豆知識:元英国首相ウィンストン・チャーチルや元米大統領フランクリン・ルーズベルトも、第二次世界大戦中に会談のため滞在したことがあるんです!

スウィントン パーク(Swinton Park)
イギリス、リポン

イギリスには世界遺産に登録されているお城が多く存在し、かつて領主や貴族が暮らしていた有名なお城の内装などは、テレビや旅行ブログなどで目にしたことがある方も多いのでは?こちらイギリス北部ノース・ヨークシャーにあるスウィントン・パークは、元々は貴族のカンリフ=リスター家の邸宅として使用されていましたが、現在は32室のベッドルームを有する高級古城ホテルに生まれ変わっています。建物はイギリス指定建造物2級に指定され、重要な建築物として保護されています。滞在中はボートや釣りを楽しんだり、優雅に周辺の草原の景色を眺めながら、かつての貴族の暮らしに思いを馳せてみるのも良いでしょう。

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シャトー ド バニョール(Château de Bagnols)
フランス、バニョール

フランス東部、バニョールに位置するシャトー・ド・バニョールは、お堀や門橋など、お城と聞いて一般的にイメージする特徴をすべて持ち合わせていると言っても過言ではない、まさにお城中のお城に滞在できるホテルです。ブルゴーニュ南部、プレストニア地方の大地主であったGuichard d’Oingtによって建てられ、800年の歴史の間に自然災害や修復を経て、現在は5つ星の古城ホテルとして使用されています。館内ではプールやフィットネス施設などのモダンな設備と、豪華なアンティークやアートワークなどの歴史の見事な融合を楽しめます。 また各部屋の内装は、何度訪れても新鮮な気分を味わえるよう、それぞれ工夫が施されています。

アッシュフォード キャッスル(Ashford Castle)
アイルランド、コング

アシュフォード・キャッスルはアイルランドで最も古いお城ホテルです。1228年にバーク家によって建てられた後、何世紀にもわたって改装・拡張が行われてきました。中でも最も有名な所有者は、ビールの醸造で有名なあのギネス家です。アイルランドで2番目に大きな湖であるコリブ湖のほとりにあり、小塔や市壁、それに140ヘクタールの森林が残っています。中世の騎士の鎧や、豪華なクリスタルのシャンデリアなどの調度品も一見の価値あり!

ホテル ブルク ヴェルンベルク(Hotel Burg Wernberg)
ドイツ、ヴェルンベルク

一見普通のお城に見えるかもしれませんが、丘の上に位置するこのホテルの歴史は12世紀までさかのぼります。ホテルとして改装されたのは1953年と比較的最近で、ドイツ・バイエルン地方ならではの美しい自然のパノラマの景色を楽しめるだけでなく、地元産の料理をいただいて、心も体も自然に帰ったような気分に浸れます。
注:掲載料金はKAYAK.co.jpから抽出された最新のデータに基づいており、掲載されている特定の日付に関係なく、最安値が常に最初に表示されます。料金表示は日本円 (JPY) です。*航空券の料金は、エコノミークラス利用時の往復航空券の検索結果に基づいています。**ホテルの料金は、2名ダブルルーム利用時の1泊あたりの料金で、諸税および手数料が含まれています。料金は変更となる場合や、ご利用いただけない場合があります。