一度海外生活を経験してみたい人にとって一番手軽な方法がワーキングホリデー。この夏は仕事を頑張って貯金をしたり、リサーチなどの準備期間に充てたり、また一度実際に短期で滞在してみて現地の暮らしぶりを体感しながら仕事の可能性を探ってみたい、と考えている方もいらっしゃるのでは？今回はワーキングホリデー特集第一弾として、日本の人気ワーキングホリデー協定国のドイツ、中でも世界中から若者が集まる国際都市である首都ベルリンでのワーホリ事情を特集。ビザ申請から物件情報まで、ベルリンでのワーホリ生活に欠かせない基本情報をご紹介します。
そもそもワーキングホリデー制度って？ビザの申請が可能な年齢は？
ワーキングホリデー・ビザ制度は日独両国の合意に基づき、日本の若者たちにドイツの文化や日々の暮らしに触れる機会を提供するための制度です。滞在可能な期間は最長1年で、申請時に年齢が31歳未満であれば誰でも申請が可能です。このビザさえあれば、職種を問わずドイツ国内のさまざまな仕事に就くことができるので、若い人ならではの特権とも呼べる貴重な機会でしょう。
ドイツのワーキングホリデービザの申請方法
日本国籍を持っている場合、日本国内のドイツ大使館で事前に申請するパターンと、ビザなしでドイツに入国してから現地の外国人局で申請するパターンの2種類の選択肢があります。日本で手続きする場合の申請方法は、以下のドイツ大使館のページに詳しい説明が記載されています。
ドイツ連邦共和国大使館 総領事館 ワーキングホリデー・ビザ情報
現地ベルリンで申請する場合は、外国人局へ予約し申請を行う必要があります。
ベルリンで家探しをする方法は？
ベルリンでの家探しは、近年の移民の流入や周辺国からの移住、そして国際的なスタートアップの移入に伴うジェントリフィケーションなどの影響で、年々家賃も上がりますます厳しくなっていると言われています。でももちろん、移住してくる人がいれば引っ越して出て行く人もいるので、情報とタイミングさえうまくつかめばちゃんと良い条件の家が見つかります。現地に知り合いがいなくて一から自分で探さなければいけない場合は、以下のサイトを活用してみましょう。大きく分けて、アパートを丸ごと借りる方法と、それぞれが個室を持ちつつも他の人と同居するシェアハウスをする方法（WG：「Wohngemeinschaft（ヴォーンゲマインシャフト）」）があります。いろんな国籍の同居人と生活を共にすると、ベルリンならではのライフスタイルが満喫できるかも！？
ドイツ語のサイト：
WG-Gesucht
Immobilien Scout 24
英語のサイト：
craigslist
Facebookページ：
自分のアパートを短期で又貸ししたい人や、契約をそのまま引き継いでくれる人を探している人など、貸し出しを希望する本人による投稿情報をチェックして、気になればその場でプライベートメッセージを送ることもできます。また探す側も自己紹介を交えて、「ミッテ地区、xxxユーロの予算で探しています。ドイツ語を学びに来たので、ネイティブと一緒に住めるとうれしいです」などと自分をアピールすることで、気の合うルームメイトを探している人も。
Flats in Berlin
Wohnung und WG Berlin
ベルリンで住民登録をする
ビザの申請には住民登録証書が必須で、引っ越してから2週間以内に住民登録を済ませる必要があります。またビザの申請時だけでなく、銀行口座の開設時や、仕事を始めるために税金番号を取得する際、それに勤務先の会社から提出を求められることもあります。
必要書類や居住地別の予約リンクなど、詳しくはこちらの公式サイト（ドイツ語）で確認できます。
ベルリンで銀行口座を開設する
家賃の支払いや日々の生活費の管理、それにいざ仕事が見つかった場合にスムースにお給料を受け取れるようするためには、ユーロを使える銀行口座が必須でしょう。ドイツ語でのコミュニケーションが難しい場合は、英語で解説手続きをしてくれる支店もありますが、基本的に英語の担当者は決まっているので、事前に支店を訪れて口座開設の予約をしておくことをおすすめします。
主な銀行：
Berliner Sparkasse
Commerzbank
またこちら、ベルリン生まれの「N26」は、口座の開設から管理まですべてアプリでできるオンラインバンクです。手続きがとても簡単で口座維持手数料もかからないので、ワーホリ滞在中の出費をできるだけ抑えたい人にはおすすめです。
ベルリンでドイツ語学校を探す
ドイツへのワーキングホリデーを考えているなら、「Danke」や「Bitte」の意味はきっとご存知ですよね？各種公的な手続きをするとき、スーパーで買い物をするとき、ご近所さんと仲良くなりたい時、ドイツ国内を旅行するときなどなど、せっかくドイツに住むのなら、より社会に溶け込んで地元の人と会話できる方が絶対に楽しいですよね。また、大学への進学や就職を考えている場合にも、英語だけよりもドイツ語を習得できたほうが選択肢がさらに拡がります。
公立の学校：
授業料が比較的安く各地区に複数の校舎があるので、自分のレベルと都合に合うクラスが見つかりやすいです。
die Berliner Volkshochschulen
私立の学校：
授業料は公立と比べて高い場合が多いですが、その分教師や教材の質、少人数制でスピーキングの練習がしやすいなど、メリットもあります。
Goethe Institute Berlin
speakeasy!
BSI
Expath
タンデム：
ベルリンで盛んなのが、いわゆるランゲージ・エクスチェンジと呼ばれる1対1のプライベートレッスン。お気に入りのカフェに集まってネイティブスピーカードイツ語を教えてもらう代わりに日本語を教えるといった、通常無料の語学勉強会です。自分たちのペースで、日常で困ったことや書類の手続きでわからないことなどを聞けるので、言葉以上に文化や習慣を学んだり、言語パートナーとして以上に仲良くなって親しい友達になるチャンスも！同じように、日本へのワーホリを考えている相手が見つかるかもしれませんね。
Facebookグループ Tandem – Language Exchange Berlin
その他、ワーホリ中の現地での生活に便利なお役立ちFacebookページ
Facebookには現地での生活に役立つFacebookページが色々あり、ベルリンだけでも各テーマに特化したコミュニティがたくさん存在しています。例えば、おすすめのレストランはどこ？、日曜にも空いているスーパーは？、急なケガの時にはどの病院に行けばいいの？といった質問から、W杯をバーで一緒に観戦しよう！といったイベント案内まで、ローカルでかゆいところに手が届くような便利な情報を集めることができます。
Free Advice Berlin
Berlin Freelancers
English Activities
berlin EXPATS
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第二弾：【ベルリンでワーキングホリデー】ローカルおすすめ、ディープな街の楽しみ方
第三弾：【ベルリンでワーキングホリデー】おすすめレストラン・フードガイド
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